2024年5月17日

【三木卓さん「お別れの会」】さまざまな世代が共にあった
祭壇の写真、在りし日の三木さんの笑顔がまぶしい。右も左も本。背後にも本、本、本。写真の前には自身の本も。H氏賞「東京午前三時」、伊藤整文学賞「K」、野間児童文芸賞「ぽたぽた」、芥川賞「鶸」収録の「砲撃のあとで」。幅広い創作活動は、この受賞作群からもうかがえる。さまざまな世代が三木さんと共にあった。芥川賞受賞記念の腕時計も置かれた。持ち主をなくした時計は、今なお時を刻む。三木さんの作品と同じように。(は)
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