
「広末容疑者に何らかの要因があって起きた事故」新東名の事故現場で何が起きたのか…専門家が分析 違法薬物など検出されず 被害者との示談交渉進む【詳報】
俳優の広末涼子容疑者(44)が看護師への傷害容疑で逮捕されたから4月15日で1週間、警察が行った薬物検査の本鑑定の結果、違法薬物や睡眠薬など、運転に影響を及ぼしそうな薬物が検出されなかったことが新たに分かるなど、警察の捜査は進んでいます。
広末容疑者側は、被害者との間で示談の方向で交渉を進めているということが関係者への取材でわかりました。
今回の傷害容疑のきっかけにもなった新東名での追突事故。現場でなにが起きたとみられるのか、交通事故に詳しい専門家に聞きました。
<交通事故鑑定ラプター中島博史所長>
「車の壊れ方が前の方が壁面にぶつかったところのようなつぶれ方。トレーラーには、速度リミッターがある。速度差としては50キロから60キロあったと思うので、走っていた速度としては130キロから140キロで走っていて、80キロ程度のトレーラーに衝突」
さらに、高速道路を走行状態の車同士の追突事故は珍しいとも指摘します。
<交通事故鑑定ラプター中島博史所長>
「高速道路での追突事故はほとんどの場合、渋滞の末尾に追突する。運転手側(=広末容疑者)に何らかの要因があって起きた事故だと思う。通常の注意力・判断力があれば起きるような事故ではない」
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