
小学生死亡事故現場で警察と住民らが再発防止策を協議 =静岡・伊東市

10月5日、静岡県伊東市の小学生が、軽ワゴン車2台が衝突する事故に巻き込まれて死亡したことを受けて、28日、警察と地元の関係機関が現場診断を行いました。
「黙とう」
10月5日、静岡県伊東市玖須美元和田の国道135号で、58歳の男性が運転する軽ワゴン車が横断歩道で止まっていた軽ワゴン車に追突する事故に巻き込まれ、自転車で横断歩道を渡っていた小学生が死亡しました。
28日の現場診断には、警察や地元自治会などから約20人が参加し、悲惨な事故を二度と起こさないようにするためにはどうしたらいいのか意見を出し合いました。
<参加者>
「費用がどうのこうのじゃない。人の命がかかっている」
<参加者>
「横断注意の表示をしてもらうかなんかで、スピードを落とすような措置をとっていただければ」
<伊東警察署 鈴木満交通課長>
「数秒ちょっと考え事とかわき見をしただけで車は1秒だけでかなり前に進んでしまいますので。自分はとてつもない鉄のかたまりを運転しているんだと身に感じていただきたいと思います」
28日の診断を受けて、横断歩道や速度表示の塗り替え、停止線の位置の再検討などをしていくということです。
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