
「連絡取れない人がいて心配」連絡受け80代女性の人命救助に貢献 地域安全推進員3人に感謝状=静岡県警清水警察署

高齢女性の人命救助に貢献したとして、警察は4月30日、地域安全推進員3人に感謝状を贈りました。
<清水警察署 佐々木晴彦署長>
「自宅内で倒れていた高齢女性の人命救助に貢献されました。その行動を称え、感謝の意を表します」
警察から感謝状が贈られたのは、静岡市清水区で活動する地域安全推進員の3人です。
3人は、4月16日午後7時過ぎ、青色防犯パトロールをしていたところ、自治会長から「連絡の取れない人がいて心配」という連絡を受け、80代女性の自宅に向かったところ、中から返事がなかったため、警察に連絡して、救出につなげることができました。
女性は救出当時、意識もあり、現在は倒れた時のけがの治療をしているということです。
<清水警察署地域安全推進員 渡邉和志さん>
「けがをされてますけど、そういう(倒れていた)状態だったので、健康に治ってもらえれば」
警察によりますと、県内の青色防犯パトロール車の登録台数は、2024年12月末時点で201団体、3千505台が登録され、地域住民への声掛けや学校の登下校時に児童、生徒の見守り活動などをしているということです。
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